アフラックを解約したい場合、どのような手順を踏めばよいのでしょうか。今回はがん保険、医療保険で有名なアフラックの解約方法や返戻金についてご案内します。解約の際の注意点もあわせて紹介しますのでしっかりと確認していきましょう。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
アフラックの解約方法
(1)契約者より保険会社コールセンターに電話する
アフラックを解約するには、アフラックコールセンターへ電話しましょう。住所変更等はインターネットによる手続きができる場合もありますが、解約したいときは契約者が保険会社に連絡する必要があります。電話で、解約の際のデメリットを聞くことができますし、質問にも対応してくれます。解約後に「こんなつもりじゃなかった……」と後悔しないようしっかり聞いておきましょう。
ただし、解約の注意点の説明等をうけていると、通話時間が長くなる可能性があります。焦って大事なことを聞き逃さないよう、落ち着いた環境で電話することをおすすめします。
解約の連絡は、契約者本人からかけましょう。たとえ家族であっても契約に関しては答えてもらえない場合があります。また、保険証券に記載の証券番号を手元に用意してから行うとスムーズです。
サイトトップページでコールセンターの番号を確認する
アフラックの公式サイトにアクセスし、左側の「お問い合わせ」を選択します。
下の画面に変わるので「お問い合わせ窓口一覧」を選択します。
いくつかの窓口の番号が書いてあるので、下にスクロールしてください。「現在のご契約内容・各種お手続きに関するお問い合わせ」の欄の番号が問い合わせ番号です。営業時間は平日の9時から18時と、土曜日の9時から17時です。日曜と祝日は開いていないので気をつけてください。
※電話番号は変更になる可能性もあるので、おかけになる際は一度公式サイトで確認してください。
電話をかけると自動音声案内が流れるので、プッシュ番号6番を選択してください。オペレーターにつながったら、解約に関する問い合わせや申出をすればOKです。
(2)アフラックへ必要書類を提出
アフラックから契約住所へ解約の手続き書類が発送されますので、記入し返送します。この時、本人確認のできる書類が必要になります。運転免許証や健康保険証を用意しておきましょう。
(3)アフラックが書類を受付し、処理を待って完了
解約は、書類を提出して終わりではありません。念のため、アフラックに解約日などの確認をすることをおすすめします。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
アフラックを解約するメリット・デメリット
・メリット
(1)保険料の負担がなくなる
(2)解約返戻金を受け取れる(解約返戻金がある場合のみ)
・デメリット
(1)保障がなくなる
(2)契約者向けのアフラックの無料サービスが受けられなくなる
(3)保険料控除が受けられなくなる
メリット(1)保険料の負担がなくなる
保険を解約すると、以降の保険料を払う必要はありません。
半年払いや、1年分の保険料をまとめて支払った場合は未経過分の保険料が返ってくることがあります。毎月請求のあった月払いの場合でも、最後の請求はいつになるのかを保険会社に確認しましょう。
※通常の保険契約は保険料を日割りで計算できませんので、たとえば4月1日に解約しても、4月分の保険料は支払うことになります。解約の申出の際には、請求スケジュールも合わせて保険会社のサポートに確認しましょう。
メリット(2)解約返戻金を受け取れる
保険を解約すると返ってくるお金を解約返礼金といいます。解約返戻金のあるタイプの契約であれば、解約返戻金を受け取ることが可能です。解約返戻金は契約者に支払われます。被保険者(保険の対象になる人)や保険金受取人への支払いではありませんので注意が必要です。
ただし、解約すれば必ず契約返戻金が受け取れるとは限りません。解約返戻金のないタイプの保険に申し込んでいる可能性もあります。基本的に、積み立て型の保険であれば、保険料を支払うほど解約返戻金が高くなります。掛け捨て型は、解約返戻金が全くないか、少額の傾向にあります。
通常、解約返戻金のないタイプのほうが保険料は割安です。(解約返戻型終身保険などがこれにあたります。)
解約返戻金は、今までに支払った保険料よりも低い金額になるのが一般的です。また、契約していた期間が短いと、解約返戻金はまったくないか、あってもごくわずかです。
解約返戻金がいくらになるかや、実際に解約となったときの払込の日付は、保険会社に問い合わせましょう。
保険によっては、高い解約返戻金を売りにしているものもあります。アフラックでは、子供向け学資保険の「夢みるこどもの学資保険」などが該当します。
デメリット(1)保障がなくなる
保険を解約すると、いっさいの保障がなくなり、元に戻すことはできません。
デメリット(2)契約者向けのアフラックのサポートサービスが受けられなくなる
保険会社は入院が病院にかかった際に給付金を支払うだけでなく、契約者に向けて健康医療相談サービスやがんの電話相談等、さまざまなサービスを提供しています。医療機関検索等の契約者以外も利用できるサービスを除き、下の画像のような数々の付帯サービスを利用できなくなります。
デメリット(3)保険料控除が受けられなくなる
保険に入っていると、その種類によってさまざまな控除が受けられます。たとえば、生命保険は生命保険料控除、医療保険は介護保険料控除、個人年金保険は個人年金保険料控除といった感じです。解約した場合はこの控除が受けられなくなりますので、この点を納得した上で解約をしましょう。
※解約以前に支払った保険料は控除の対象です。保険会社から送られる控除証明書を確認しましょう。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
そもそも保険における解約とは?
保険における解約とは、保険契約期間の途中で、契約者の意志で契約を消滅させることです。解約の手続きが完了した後はいっさいの保障がなくなり、契約をもとに戻すことはできません。
また、解約したあと再度保険に入ろうと思ったときには、そのときの健康状態によっては新しい保険に入れない可能性があります。さらに、ほとんどの場合は年齢により保険料が上がります。解約するかどうかは、慎重に判断していきましょう。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
アフラック契約後すぐ解約したい場合はクーリンブオフ制度が使えるかも
保険の制度には、わかりにくいものも多いです。申し込んだは良いけれど、よく確認したら思っていたものと違うということもあるでしょう。そういった場合は、「クーリングオフ制度」を利用できるかもしれません。
申込者または契約者は、所定の期間内(8日以内)であればクーリングオフ制度を利用し、契約の解除(申し込みの撤回)を行えます。8日間を起算する日については、契約内容によって異なります。
クーリングオフ制度については、契約の段階でスケジュールを把握しておくことが理想的ですが、わからなくなってしまった場合は、契約した担当者や保険会社に問い合わせましょう。
クーリングオフは郵送で申し出る必要あります。ハガキや便箋に申し込みを撤回したい旨と氏名・カナ・住所を記入しましょう。詳しいことは、国民生活センターなどで相談できます。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
アフラックから他の保険への乗り換えを検討されている方へ
アフラックから他の保険会社へ見直しを考えている方は、解約時期に注意しましょう。
新しい保険に入る前に前の契約を辞めてしまっては、保障がない期間(無保険期間)ができてしまいます。せっかく保険に入っていたのに、期間のズレで給付金がもらえなかった……ということのないように、しっかりと確認しましょう。
具体的には、以下の2点に注意してください。
・新契約の成立を確認した後に解約手続きをする
申し込み=保障開始ではありません。告知した健康状態によっては引き受けできない場合や、一部条件付での成立となることもあります。条件付となった場合、新たに書類は必要となるので成立に時間がかかる場合があります。解約手続きは新しい契約の成立後にするようにしましょう。
・がん保険の乗り換えの時は、3ヶ月待つ
がん保険は、通常どの保険会社でも90日間の免責期間(保障の対象外期間)があります。契約が成立した90日後に保障が開始になるということです。責任開始後に解約するようにしましょう。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
アフラックの解約する以外の方法でお悩みが解決するかも?
「保障が不要になった」、「保険料がもったいない」、「他の保険会社に乗り換えたい」など、解約を考える理由はいろんなものがありますよね。もしも保障をもち続けたい気持ちがあれば、解約以外の方法を検討してみるのも一つの手かもしれません。
・契約者貸付
保険料が払えないから保険を解約したい場合には、保険会社がお金を貸してくれる制度があります。
これは、契約している保険の解約返戻金(辞めたときに返ってくるお金)の範囲内での貸付になるので、借りすぎる心配もありません。一時的な資金難であれば、この制度を利用してみるのもおすすめです。
・自動振り替え貸付
保険料の未払いが続いたときに、保険会社が保険料を自動で立て替え、契約をとぎれないようにしてくれる制度です。
契約者貸付は契約者の申し出によって保険会社が貸付を行いますが、自動振り替え貸付は保険会社が自動で立替てくれるものです。契約者貸付と同じで、解約返戻金の一定の範囲内で貸付が行われます。
・特約の一部解約
保険には主契約(元となる保障内容)と特約(+αの部分)があります。このうち、主契約を継続し、特約の保障を解約できる可能性があります。(主契約のみを解約し、特約を継続することはできません。)
特約のみを解約することで、保障は小さくなりますが、その分保険料を抑えて保障を続けることができます。多くの特約をつけている場合は、ぜひ検討してみてください。商品によって異なるので、保険会社に確認しまししょう。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
解約と解除・失効の違いを知っておこう
解約と間違えやすいのが解除と失効です。それぞれ意味が違うので、こちらで理解しておきましょう。簡単に説明すると、以下のとおりです。
・解約 契約者の意思によって契約をなくすこと
・解除 保険会社の意思で契約をなくすこと
・失効 期日までに保険料の支払いがなかった場合に契約がなくなること
解除は解約と同様で、それ以降の保障はなくなります。申し込みの際に嘘の健康状態の告知をした場合などに、解除になることがあります。
解約や解除と失効との違いは、契約を元に戻せる可能性があることです。保険会社より「失効のお知らせ」等の案内が届いた場合は、「保険が解約になってしまった」と思わず、復活の手続きをすることで契約を元の状態に戻すことができますので、確認しましょう。
復活には、最初に保険に申し込んだときと同様に、もう一度現在の健康状態で告知をする必要があります。告知内容によっては、復活ができない可能性があります。また、未払い分の保険料の支払いが必要です。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
アフラック個人年金は解約した方が良い?
すでに販売停止となっているアフラック個人年金。将来受け取れる年金額が心配だからこそ、人気の高い商品だったようです。こちらは、販売停止となっていますが、解約しなければならない訳ではありません。販売中に契約した人は、そのままサービスを利用できます。
とはいえ、販売停止となると、サポートが減りそうなどの不安もあるでしょう。契約を継続するか迷ってしまうかもしれませんが、基本的には途中解約すると損してしまいます。これは、解約返戻金が少ないためです。今まで支払った額よりも少ないのが基本です。
販売停止に伴って、疑問や不安がある場合は、担当の方に連絡して解消してもらいましょう。
↓↓【保険の無料相談OK】↓↓
まとめ
保険商品は、私たちが ケガや病気により通院・入院・手術をしたときや働けなくなったとき、万が一死亡したときに給付金・保険金を受け取り、その後の私たち自身や家族の生活の安定を目的とし、加入するものです。
解約をする際には、今一度保障内容を確認し自分が納得した上で手続きをしましょう。判断に迷うときは、保険会社や代理店、専門家に相談することが大切です。
※この記事の情報は2018年12月時点のものです。
[hoken_minaoshi_labo]